大城真・川口貴大・矢代諭史「夏の大△」

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大城真・川口貴大・矢代諭史 新作インスタレーション
「夏の大△(なつのだいさんかく)」
OSHIRO Makoto, KAWAGUCHI Takahiro and YASHIRO Satoshi
Great △ — Installations @ BAIKADO

2010年6月19(土)日~7月31(土)日 13:00~19:00
火・水曜日休堂
入場無料
※オープニング・パーティ&イヴェント 6月19(土)日 17:00~

音楽や美術の領域にとらわれない活動で注目される3人の若手作家による新作インスタレーション展です。会期中にインスタレーションの形態がアップデートされていく、流動的な展示となります。会期中にはライヴ・パフォーマンスも行なう予定です(ホームページで随時ご確認下さい)。


大城真(おおしろ まこと)http://www.makotooshiro.com/

1978年沖縄県生まれ。東京在住。
電子機器やジャンク・身近な素材を組み合わせて制作した演奏・作曲のための楽器や道具を使ったライヴ・パフォーマンス、またそれと平行して音/物体の振動と光の干渉に焦点をあてたインスタレーション作品の制作等を行っている。
現在は坂本拓也、中村修とのaudio/visualユニットanalogic、そして虹釜太郎、土川藍との1080°としても活動中。

川口貴大(かわぐち たかひろ)http://takahirokawaguchi.tumblr.com/

1980年大阪生まれ。東京在住。
2000年より音や光を使用した作品の制作を開始。 音や光を駆使し、空間全体を作曲していくようなパフォーマンスや、インスタレーションを展開している。
現在では100個近い改造カウンターや解体した家電、レーザーといった主に自作したオブジェを空間に配置する作品を制作している。
その作品は美術館からライヴハウス、CDと場所やメディアを問わず多岐に渡り展開されており、通算100公演近くを国内外で行っている。

矢代諭史(やしろ さとし)http://www.ss846.com/

1981年群馬県生まれ。東京在住。
2003年より自走するスピーカーや自作の装置によるインスタレーション展示や演奏を始め、同時期より東京墨田区の廃工場を利用した「八広HIGHTI」の運営などを行っている。
ドラムと動くウーハーのユニット「Motallica」としての活動も行っている。


■「夏の大△」展クロージング・ライヴ

出品作家二名とゲストによる、インスタレーションと融合したライヴ・パフォーマンスです。
会期中アップデートされてきた展示を見る最後の機会でもあります。お見逃しなく!

井手実・神田聡・大城真・矢代諭史によるライヴ・パフォーマンス
7月31(土)日 19:30~(19:00開場)
※入場料:1,000円(1ドリンク付)

井手実(いで みのる)http://minoruide.blogspot.com/

1979年生まれ。2002年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。
表現形態は彫刻のみならず、映像、パフォーマンスと多岐にわたる。
彫刻とパフォーマンスを往来し、ミニマルな物質とアナログなライヴアートのミッシングリンクした関係性が高い評価を得る。鈴木ユキオ、捩子ぴじん等の演出作品への舞台美術制作や、近年はバンド「JOHNS TOWN ALOHA」の活動に参加。

神田聡(かんだ さとし)http://d.hatena.ne.jp/tiptoe/

1980年生まれ。2003年からエレクトリックベースを用いた即興演奏を札幌にて始める。
現在は主にベースと複数の牛乳瓶を用いて起こす出来事を演奏行為としている。シリーズ企画「series」をLoop-Lineにて企画。
ソロの他にdtn、弓射、弓討、livingstoneといった即興演奏のバンド、また曲を演奏するロックバンド、モリーズなどでも活動を行う。


■緊急トーク・ショー「サウンド/アートの臨界点」録画を見る

ゲスト:畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)
聞き手:中井康之(国立国際美術館主任研究員)

梅香堂では、畠中実氏(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)を迎え、「夏の大△」展を含めたサウンド・アートの現況と展望について語っていただきます。聞き手として、中井康之氏(国立国際美術館主任研究員)をお招きします。世界・東京・関西の最新シーンを知る貴重な機会です。ぜひご来堂下さい。

トーク・ショー「サウンド/アートの臨界点」
7月23(金)日 19:30~(19:00開場)
※入場料:500円(+1ドリンク300円)

畠中実(はたなか みのる)

1968年生まれ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員。
1996年の開館準備よりICCに携わる。主な企画に、「サウンド・アート─音というメディア」(2000年)、「ダムタイプ:ヴォヤージュ」(2002年)、「サウンディング・スペース」(2003年)、「ローリー・アンダーソン『時間の記録』」(2005年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年)、「可能世界空間論」(2010年)など。その他、コンサートなど音楽系イヴェントの企画も多数行なう。2004年「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」(森美術館)、2006年ソナー・フェスティヴァル(バルセロナ)にキュレーターとして参加。主著に『200CDザ・ロックギタリスト』(共著・学習研究社、2006年)など。国内外の展覧会カタログ、雑誌などに寄稿。
http://www.ntticc.or.jp/

中井康之(なかい やすゆき)

1959年生まれ。国立国際美術館主任研究員。
京都市立芸術大学大学院修士課程修了。西宮市大谷記念美術館学芸員を経て1999年より現職。専門は近現代美術。主な企画に、「美術館の遠足(藤本由紀夫)」(1997年)、「パンリアル創世記展」(1998年)、「イタリア抽象絵画の巨匠:アフロ ブッリ フォンタナ」(2002年)、「もの派─再考」(2005年)など。「第11回インド・トリエンナーレ」日本側コミッショナー(2005年)も務める。
http://www.nmao.go.jp/


■イヴェントのお知らせ(07/12)

大城真・矢代諭史・ゲスト(未定)によるクロージング・ライヴ

7月31(土)日 19:30~(19:00開場)


■7/10のライヴに、BIKIも東京より参加します!(07/8)

biki http://pool-sd.tumblr.com/


■イヴェントのお知らせ(06/28)

米子匡司・みやけをしんいち・川口貴大・矢代諭史によるライヴ・パフォーマンス

7月10(土)日 19:30~(19:00開場)
※入場料:1,000円(1ドリンク付)

米子匡司(よなご ただし)http://www.chochopin.net/

1980年大阪府生まれ。トロンボーンなどの楽器と、コンピュータなどを使った演奏と作曲、電子機械を使った物事の制作や、プロジェクトの企画・運営を行なう。
ソロのほか、電子即興ユニット「SamuraiJazz」、ロックバンド「越後屋」、音と映像のユニット「otosora」、アートユニット「ombro」など多数のグループで活動。現在は音楽グループSJQ、安治川倉庫FLOATの管理人、Podcast「スキマ芸術」の企画制作なども行なっている。

みやけをしんいち(ソプラノサックスとか)http://www012.upp.so-net.ne.jp/homupezi/

2000年より大原裕ブラスバンド「Live!Laugh!」にて公の場での演奏を始める。現在は小さなサックスを片手に(時には両手に)、即興演奏や楽曲を奏でるバンド、ソロなどで活動中。
バンドは「melagukan」「法事アンサンブル」「boko/kugo」「アキビンオオケストラ」「音遊びの会」など。合奏の会という会を主宰したりもしている。良い意味でのへなちょこな演奏を探求している節も有り。最近のあだ名に「めがねダイブツ」が有り。


■オープニング・ライヴ(06/19)

ライヴを聞く(MP3, 3Mb, 03’15)


■追加イヴェント情報(06/15)

7月10(土)日 コラボレーション・イヴェント(米子匡司・川口貴大・矢代諭史・ゲスト詳細未定)
7月31(土)日 クロージング・イヴェント(大城真・矢代諭史・ゲスト詳細未定)